自動車ボディ製作の初期工程

自動車の作成は鋼板を引き延ばすことから開始されます。ロール状になっているものを鉄鋼メーカーから購入し、工場に運び込んで平たく加工して切断して使用します。

鋼板には軽くて強度の高い高張力鋼板とよばれるもの、あるいは錆に強い高防錆鋼板などが使用されます。鋼板は最初の時点では0.6mm~1mm程度しかないものですが、長さが1000mほどありひとつでドアなどの部品が自動車1000台分製作できます。

引き延ばした鋼板はボディなどの形に切り分け、プレス機にかけることになります。ここでは鋼板を曲げたりさらに切り分けたりしてボディの形を形作っていきます。プレス機には専用の金型が取り付けられており、プレスしていくだけで必要な数の部品を大量生産することが可能となっています。

プレスによって製作されたものはしっかりとチェックされ、溶接部門に移動されます。

溶接工程では、ホワイトボディ(基本ボディ)として組み立てていきます。ホワイトボディの出来によって自動車全体の良しあしが決まるので重要な工程となります。

小アッセンブリー部品を溶接していき小さな部品を作成、さらにそれらの部品を組み合わせて溶接することでサブアッセンブリー部品ができます。あとはそれらを増し打ちによって溶接させ、ホワイトボディが完成するわけです。